2020年09月27日

娘のオキカカード紛失事件~(後編)ほっこりしたこと~

こんにちは。
発達凸凹っ娘を抱える、思考と空間を整理するライフオーガナイザー大湾です。

お待たせしました、
娘のオキカカード紛失事件後編です。


交番に届けられてる確率も低いと思いながらも、翌朝行くことにしました。

ゆいレールとバスを乗り継いで登下校する娘

登校でのバスは自分で乗れるようになりましたが、ゆいレールは同行しています。
その帰りに交番へ行きました。


8時前だったので、窓口は不在
取次ぎの電話で那覇署に連絡すると、当直のお巡りさんが二人上階から降りてきました。

案の定、届けられていません…

そこで遺失物届を書くことになるのですが・・・


「名義の本人に書いてもらうので、あとで本人を越させて下さい」
と若いお巡りさん

「学校終わって連れて来れますよ。
でも、娘に説明しても理解できませんよ
知的障がいと自閉症があるので」
と伝えました。


見本を書いて、書き写す事はできますがね
敢えて "理解できない" と言ったのが助かりました。


若いお巡りさん
「あーそれなら、お母さんが代理で書いてもらっていいですよ」
と事務処理がスムーズになりました。


すると、年配のお巡りさんが
「娘さん、いくつですか?」

16歳で、高等支援学校に通ってると答えました。

「お母さん、よく育てましたね。
学校に通えるって凄いことですよ。
我々はこの仕事(警察)をしてるので、引きこもりや色んな人を見てるんです」


何かしらトラブルを起こしたケースの中に、引きこもりやニートの方もいるそうです。
警察を呼ぶくらいなので、修羅場でしょうね


「僕の親戚にもいるんですよ、発達障がいの人が。
苦労もいっぱい聞いてます。
だから、お母さんよくやりましたね。
娘さんが外に出られるって素晴らしいことです」
と年配のお巡りさん


でも一人で出歩けないんですと愚痴ったら…


「いいんです、誰かと一緒にでも出られるのが重要ですから」


私としては、
早く一人で出かけられるようになって欲しいと焦っていたのも事実
もっと重い状態の人って多いのか・・・・


始終優しい口調で語るそのお巡りさん
本当に私達の大変さが分かっているまなざしだったのですよ。


あ~分かってくれる人がここにも居るんだ
とほっこりしたのです。



その足でゆいレール駅まで行き、カードの発行手続きです。

他の駅に届けられてないか調べてくれ、
注意事項の説明を聞き、
申請書(受取書兼用)を記入しました。

私が交番で遺失物届をしたことを告げると、
「再発行後に、なくしたカードが警察に届けられたら、そのカートを持って来てください。
再発行手数料と新しいカードの料金を返金しますので」
と、説明するじゃありませんか?


ええ?
失くしたカードを持ってくると、再発行にかかったお金が戻る?!


スゴっ、
前に聞いた駅員さんは教えてくれなかったよ
遺失物届を出しからなのかな、分からんけど



かなりバタバタでしたが、ほっこりしたり得した気分になったりの日でした。

まぁ失くさないのが一番ですけどねっ(^_-)-☆

このシリーズは終わりです、
お読みくださりありがとうございます。


娘のオキカカード紛失事件~(後編)ほっこりしたこと~
知ってました?
1駅のこの230円が、オキカカードだと150円で乗れますよ



=今日のおさらい=

状況が許されれば、愚痴ったり弱音を吐いてみよう
理解者を発見するかも









  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー( ┝発達凹凸関連)の記事

Posted by 大湾かよこ at 18:01│Comments(0) ┝発達凹凸関連
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。